森と私たちの暮らし


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地球温暖化を防ぐ
老朽化した樹木は二酸化炭素を吸収する力が弱いため、計画的に伐採を行い、新しい若い木を植栽することで、温暖化の主な原因である二酸化炭素の削減に寄与することができます。
花粉の少ない森をつくろう
スギ花粉はアレルギー疾患の一因として問題視されています。そのため、スギの人工林を対象に、再造林の際には優良な無花粉スギを積極的に植える取り組みが推進されています。


癒し・安らぎを与える
森林は心身に癒しと安らぎを与えてくれますが、その健全な機能な状態を保つためには、広葉樹の整備や過密を防ぐための伐採など、人の手による適切な管理が必要です。
富山の美味しい水と森林の働き
富山県の山は植生が豊かで、年間を通じて清らかな水を供給し、人々の生活や産業を支える重要な資源となっています。計画的な伐採と植栽を行うことで、美味しい水を育み、豊かな森林を守っています。


災害から街を守る
木が密集していると、地面に十分に根を張れず、土砂崩れを引き起こす原因になります。また、暴風や積雪で木が倒れたり折れたりする災害に備え、予防や対策の取り組みも進めています。
生き物のすみかや生態系を守ろう
熊や猪などの野生動物が食べ物を求めて街に現れ、人や農作物に被害を与えるケースが近年増えています。このような問題を防ぐために、里山の環境整備や森林の機能回復といった取り組みを行っています。
